キーボードスライダーのデメリットは使ってみないと気づきにくいです。
一見便利そうに見えて、安易にキーボードスライダーを使うと思ったより使いにくいと感じてしまいます。
ここでは、実際に使ってみて感じたデメリットをまとめています。
キーボードスライダーのデメリット
使ってみないと気づかない、キーボードスライダーのデメリットを5つ紹介します。
キーボードスライダーのデメリット①高さが合わない
一般的なキーボードスライダーは、高さが固定されていることが多いです。
これがキーボードを使うときに最適な高さとは限りません。
適切な高さでキーボードを使用しないことは、不自然な姿勢を強いられることにつながります。
長時間の使用では手首、肩、首、背中の痛みを引き起こすリスクがあります。
特に、手首に負担がかかると、繰り返しのストレス障害(RSI)の原因となり得ます。
出来れば昇降できるデスクにキーボードスライダーを取り付けた方がいいです。
キーボードスライダーのデメリット②スペースが狭い
キーボードスライダーの魅力は、使用しない時にキーボードをデスクの下に隠してスペースを節約できる点にあります。
しかし、このコンパクトさゆえに、キーボードの大きさに制限がかかることがあります。
特に、ゲーミングキーボードやエルゴノミックキーボードのような大型のものを使用している場合、スライダーに収まらないことが多いです。
また、マウスを置くスペースも狭くなりがちで、マウスパッドを完全に敷くことが難しい場合があります。
これにより、マウス操作の自由度が低下し、作業効率に影響を及ぼす可能性があります。
キーボードスライダーのデメリット③耐久性
キーボードスライダーは機械的な部品を多く使用しており、引き出しや閉じる動作が繰り返されることで、摩耗や損傷のリスクが伴います。
特に安価なモデルでは、レールやヒンジの品質が低いことがあり、時間の経過と共にスムーズな動きが損なわれることがあります。
これにより、引き出しや閉じる際に不快な音がしたり、最悪の場合、スライダーが完全に機能しなくなる可能性もあります。
キーボードスライダーのデメリット④安定性が悪い
キーボードスライダーの安定性は、その設計と材質に大きく依存します。
特に重いキーボードや力強くタイピングする場合、スライダーが揺れたり動いたりすることがあります。
これはタイピング中に不快な振動や動きを引き起こし、タイピングの精度や速度に悪影響を及ぼす可能性があります。
さらに、スライダーが完全に固定されていない場合、キーボードが不意に動くことで、打鍵ミスや作業の中断を引き起こすこともあります。
このような安定性の問題は、特に長時間にわたるタイピング作業や精密を要する作業において、大きなストレスとなり得ます。
簡単に設置できるキーボードスライダーは固定箇所が1点や2点が多いです。
固定箇所が少ないと、それだけ不安定になりやすいです。
キーボードスライダーのデメリット⑤デスクによっては設置が難しい
キーボードスライダーはすべてのデスクに適合するわけではありません。
デスクの構造やデスク下の空間の大きさによっては、スライダーの設置が困難になる場合があります。
また、デスクの材質や厚みも設置可能かどうかを左右する要素です。
例えば、ガラス製や非常に薄い天板の場合、スライダーの設置が困難または不可能になることがあります。
さらに、デスクの下にある引き出しや他の装置がスライダーの設置を妨げることもあります。
そのため、キーボードスライダーを購入する前に、現在使用しているデスクとの互換性を確認することが重要です。
\モニターアームの方がいいかも?/
キーボードスライダーのデメリット まとめ
キーボードスライダーは、スペースの節約という面では非常に便利なツールです。
しかし、使用する際には5つのデメリットがあります。
スペースの制限、エルゴノミクスの問題、耐久性の懸念、安定性の不足、設置の難しさなど、これらのデメリットを理解し、自分の作業環境やニーズに合わせて慎重に選択することが重要です。
私が使用しているバウヒュッテのキーボードスライダーは4点固定でしっかり安定しています。
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